令和5年 謹賀新年

旧年中は、私たちの活動に多大なるご理解とご支援を賜り深く感謝申し上げます。
たくさんの方々に支えられ、また皆さまとのご縁を繋ぐことができました。
先ずは本年が皆さまにとって佳き年でありますことを心よりお祈り申し上げます。

民間学童起業13年目にして思うこと

「働きながら子育てをしやすい社会にしたい」という想いをもち、民間学童を起業し13年目を迎えますが、日本の少子化は、国難とも言える難しい局面になってしまいました。
私自身、もっと出来ることがあったのではないだろうか、という想いでいっぱいです。ですが、国をあげて、少子化に本気で取り組むことになりました。しっかりと前を見据えて、逃げることなく、この問題に取り組んでまいります。

2023年に取り組むこと

まずは、たくさんの仲間をつくり「民間学童団体」を立ち上げ、3月フォーラム開催をはじめとした活動に取り組んでいきます。民間学童は、歴史も浅く、馴染みがなく、そしてイメージだけでの誤解があります。

民間学童とは、子どもたちにとっての第2の家とも言える「福祉」的側面と、子どものやりたい!という意欲から始まる「学び」の側面もっています。
この福祉と教育の枠を超え、学校でも家でもない「サードプレイス」。これが民間学童です。

地方自治体の限界

今の日本の法律では、それぞれの地域にある「公設学童」は、その地域の首長の裁量により自由に取り組めるのです。が、実態としてはどうでしょうか?
この10年かなり改善はされましたが、厚労省が提示する参酌(目安)基準をなんとかクリア、もしくはしてないところがほとんです。

なぜ、「民間学童」なのか?

保育園の児童は、学びへの興味が芽生え始めた頃ですが、小学生の子どもの興味は十人十色。
「画一的」な教育ではなく、子どものやりたい!や移ろいやすい子どもの学びのトレンドに応えることができるのが民間のよさです。

民間学童は、「福祉」と「学び」の両面の場を持つため、一定以上の市場規模が求められるため、民間学童を利用したくても出来ない人、そもそも民間学童がない地域があります。
だからこそ、まずは「民間学童」団体をつくり、品質の担保をしっかりとしたうえで、国や地方自治体からの一部「投資」により、全国にその地域の特性にあった様々な「民間学童」をつくりたいと考えています。

小1の壁を乗り越える

昨年は、講談社『放課後時間の過ごし方』出版をはじめ、多数のWEBメディアへ放課後テーマ寄稿をいたしました。特に、現代ビジネス「小1の壁」はYahoo!トップニュースにも取り上げられ、1,300以上の声が寄せられました。

しかし、民間学童があれば、「小1の壁」の多くは乗り越えられます。
2人目、3人目の子どもを諦めることもありません。
私たちは、これまで多くの働くママパパからの感謝の声をたくさん頂いてきました。
もっと、こうした世界が社会全体に広がれば、国全体で明るい未来が広がると確認しています。

応援&フォローお願いします

私たちは、この国、そしてこの国の「少子化」を諦めることはありません。
今年は、「民間学童」になじみがない方々に、まずは私たちの存在をしってもらうための活動を始めます。

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Twitterは様々なことをつぶやいていますが、財源にまつわる話もここでは発信してきます。
LINEは、活動報告を月1回程度できるように頑張っていきます。

13年間取り組んできた活動を、国に広げるべく全力で取り組みます。
今年もどうぞ宜しくお願いします。

2023年1月2日
こどもを社会で育てる会
主宰者 遠藤 奈央子

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